'86のThe Rods名義でのラスト、「Heavier Than Thou」の次に製作されたアルバムであるが、 Rodsの3人が参加していながら、“The Rods Project”扱いになっていた。 変に様式美っぽくて気張りすぎという印象(個人的に)だった前作に比べると、 肩の力が抜けた大人のHRという雰囲気を持った好アルバム。 やっぱ、メンバーの現状や人気を考えると再発は無理か・・・
8.Quartz/Against All Odds
'77年にかのTony Iommi先生のプロデュースでデビューしたバンドであるが、 時期によって音像が違い、どうにもとらえどころが無いバンドだったような気がする。 これはHeavy Metal Recordsに移籍しての3rdにしてラスト。('83) Keyをフィーチャーし、スペーシーな雰囲気のHRとなっている。 彼らの本質とは言い難いのかもしれないが、捨てがたい。
7.S.A.D.O./Dirty Fantasy
ドイツNoiseレーベルに在籍していたハードSM・R&Rバンド。 Andre Cookの爬虫類的粘着VoとSM的な如何わしいイメージ、安定した演奏でマニヤの人気を得る。 曲も悪くなかったし、何でこのバンドは再発されないのかな。 教育上よろしくないからなのか。(w
6.Warfare/Pure Filth
Algy Wardプロデュースの記念すべき1st('84)。 何といっても“Dance Of The Dead”のカッコよさに尽きる。 その他にもメロコアの連中に多大なる影響を与えたと思われる(自論)、 “This Machine Kills”と“Burn The Kings Road”、 スリリングでスピーディな“Let The Show Go On”と佳曲を収め、 最後はグチャグチャな“Rose Petals Fall From Her Face”で〆。 Neat時代は全作再発すべきだ。 しかし、アナログの赤ジャケって見た事無いな。